
Hindu scaleというちょっと変わったスケールを紹介しましょう。
日本語だと「ヒンドゥースケール」または「ヒンズースケール」と書かれていることが多いと思います。

このようなスケールです。
スケールをただ弾いただけではあまりピンと来ないかもしれませんが、名前の通り少しインドっぽい響きに聞こえませんか?
度数で見ると【△3rd】があり【♭6th】と【♭7th】があるのが特徴です。
このスケールには別名があります。
まずはこれを見てください。

このヒンドゥースケールは、エオリアンの【m3rd】が【△3rd】に変化したものと考えることもできます。
そこから別名「エオリアンドミナント」と呼ばれます。
もう一つ見てください。

ミクソリディアンの【6th】が半音下がって【♭6th】に変化したと考えることもできます。
そこで「ミクソリディアン♭6」と呼ばれることもあります。
このヒンドゥースケールは「メロディックマイナーの5つめの音から並び替えたもの」と言うこともできます。

「Cヒンドゥースケール」と「Fメロディックマイナー」は全く同じ構成音ということになります。
ですから「Cヒンドゥースケール」でメロディーを作ろうとしても、トニックを「Fm」にしてしまうと、ただ「Fメロディックマイナー」で作っただけというふうに聴こえてしまいます。

ヒンドゥースケール上にコードを作るとこのようになります。
ドミナント7thコードが2つあったり「△7(#5)」が出てきたりと、少し変わった並びになっています。
「Cヒンドゥースケール」っぽいメロディーにしたいのであれば、これらのコードを使いつつも、あくまでも「C7」がトニックに聞こえるように作らなければいけません。
最もそれっぽく聴かせるには、「C7」のワンコードにするのが1番でしょう。

しかしPopsやFusionなどに少しインドっぽいエッセンスが欲しいだけというなら、先ほどのコードを使って進行させると、なんとなくそれっぽい独特なサウンドができます。
例えばこのような感じでしょうか。

シタールなどを使ってそれっぽく聴かせてはいますが、いわゆるインド音楽というのとはまた少し違ったサウンドになっていると思います。
今回は少し変わったスケールである「ヒンドゥースケール」を紹介しました。
これもまた歌ものには使いづらいかもしれませんが、インストやサントラなどに使うと面白いサウンドが得られます。
ぜひ試してみてください。
今回の解説動画はこちら↓
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