
Pivot Arpeggiosというものについて簡単に解説しましょう。
これはコードトーンだけを使ったただのアルペジオを少し変えてアドリブに使いやすくするものです。
例えば「C△7」で見てみましょう。

「C△7」の構成音は「ド-ミ-ソ-シ」です。
もちろんこれをこのままアドリブに使うのもいいでしょう。
次に最初の「ド」の音をオクターブ上げてみましょう。
これをBarry Harrisは「Pivot Arpeggios」と呼んでいます。

こうすることにより、ただ上行していたフレーズが下行から上行というふうに動きが作られ、とてもメロディアスになりました。

これは「C△7」に【9th】を付加した「C△9」です。
2拍におさめるなら【Root】を省き、「ミ-ソ-シ-レ」となります。
これも最初の「ミ」をオクターブ上げたほうがメロディアスになり、アドリブには使いやすいでしょう。
このようにPivot Arpeggiosの作り方はどんなコードでも同じです。

例えばこのように「Dm7」というコードネームであっても、それが【9th】の使える「 Ⅱm 」や「 Ⅵm 」なら勝手に加えてかまいません。
(「 Ⅲm 」に【9th】は使えません。)

このように「G7」に【♭9th】を付加する場合でも考え方は同じです。
では実際に使ってみましょう。

ちょっと古めのJazz、いわゆるBebopなどでよく聞くようなサウンドになりました。
「Dm7」の1〜2拍めと「C△7」の1〜2拍めにPivot Arpeggiosを使っています。
どちらも【9th】を付加したものになっています。
「G7」では【9th】を含むものを上行だけのアルペジオにしてあります。
このようにメロディー全てをPivot Arpeggiosにする必要はありません。
コードが変わったときのアタマ2拍に使うのが1番簡単で使いやすいと思います。
Barry Harrisも推奨するPivot Arpeggios、ぜひアドリブに取り入れてみてください。
今回の解説動画はこちら↓
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