わちゃぴの音楽教室

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【Quick Lesson】ひとつだけ覚えるアドリブフレーズ【Ⅱ-Ⅴ・Part22】Red Garland 01【YouTube連動】

「ひとつだけ覚えるアドリブフレーズ」Ⅱ-ⅤのPart22です。

今回はRed Garlandのフレーズを紹介しましょう。

 

 

はじめに

このようなフレーズです。

 

これはMiles Davisのアルバムの中の『Bye Bye Blackbird』という曲の中でのアドリブフレーズです。

この演奏はRed Garlandの中でも代表的な名演とされているもので、取り上げるのが遅すぎたかもしれません。

かなり極端なアクセントがついているので、今回は表記してみました。

 

1小節めは、このように16分音符で記譜してもいい感じの微妙なリズムになっています。

アクセントも含め、ぜひ実際の演奏を聴いてみてください。

 

ちなみに3小節めの「F」は、このように次の小節を含めターンバックのようなコードを左手で弾いているのですが、フレーズは「F」そのものなので今回はただのトニックとして解説します。

 

フレーズの分析

ではフレーズを細かく見ていきましょう。

オリジナルは「Key=F」ですが、わかりやすく「Key=C」に移調して分析していきたいと思います。

 

では1小節めです。

 

 

まずは【Root】から入ります。

3〜4拍めはフレーズの中に【△7th】から【7th】という半音下行が聞こえるクリシェのようなフレーズを弾いています。

 

そしてそれが次の小節の「シ」まできれいにつながっています。

 

スケールでいうと「 Ⅱm 」なのでDorianということになりますが、もちろん【△7th】は含まれないので一応「+△7」と書いておきました。

 

では2小節めです。

 

【3rd】から入って【♭9th】を含むアルペジオを弾いています。

この形はピボットアルペジオと呼ぶこともあります。

 

※ピボットアルペジオの解説記事はこちらにあります。

 

【♭9th】が含まれていて、さらに【5th】があるスケールは「Hmp5↓」または「コンディミ」ということになります。

最後の「#レ」の音は次の小節の「ミ」に向かうアプローチノートなので、【#5th】や【♭13th】などとは解釈しないほうがよいでしょう。

 

では3小節めです。

 

これは解説する必要はないほどシンプルなフレーズです。

 

ペンタトニックと解釈するとわかりやすいと思います。

 

他のキーで見てみよう

では「Key=B♭」にしてみましょう。

 

「Cm7」の【Root】から入り、「5-1」と弾いたあと【△7h】の「シ」が「♭シ」と下行するラインが聞こえるフレーズを弾きます。

2小節めの「F7」は【3rd】から入り、【♭9th】を含めたピボットアルペジオを弾いたあと、16分音符などを交えながら3小節め「B♭」の【3rd】にクロマチックアプローチします。

そしてペンタトニックっぽいフレーズを弾いて終わります。

 

覚えるための練習法

全てのキーで覚えるのはなかなか大変なので【 Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ 】を連続させ練習してみましょう。

 

【D-G-C-F・・・】と5度下に進んでいきますが、これを「Dm7-G7-C」にして、そこから解決した【 Ⅰ 】である「C」を弾いたあと、ルートはそのままに「Cm7」を弾き、それを新たな【 Ⅱ 】と考え、「Cm7-F7-B♭」という【 Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ 】を作りつなげていきます。

 

「サークルオブ5th」を「Dm7-G7」から始まり1周するパターンと、「Gm7- C7」から始まり1周するパターンの2種類で12個全ての 【 Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ 】が出てきます。

最後の小節に和音がありますが、トップノートだけでも問題はありません。

アクセントも記譜してあります。

サンプルで使ったギターの音源にはあまりアクセントがつきませんでしたが、皆さんが演奏するときはぜひ大げさにつけてみてください。

 INFO 

※カラオケ音源とMIDIデータを貼っておきますので、ご自由にダウンロードしてお使いください。

 

それではつなげて弾いてみましょう。

 

EX.1

まずは「Dm7」から始まるパターンです。

 

 

カラオケ音源↓

 

MIDIデータ↓

 

EX.2

次は「Gm7」から始まるパターンです。

 

 

カラオケ音源↓

 

MIDIデータ↓

 

バリエーション

慣れてきたら音やリズムを変えてみましょう。

今回のポイントは「 Ⅱm 」のときのクリシェ的フレーズと「 Ⅴ7 」の【♭9th】です。

 

バリエーション1

「Dm7」から「G7」にかけて今回のフレーズと同じ「レ-#ド-ド-シ」というラインを作ってあります。

「G7」は【♭9th】を加えたフレーズにし、これまた今回のフレーズと同じように「レ-#レ-ミ」と「C△7」にかけてクロマチックアプローチしてみました。

 

バリエーション2

もう1つ作ってみましょう。

 

ボサのリズムにしてみました。

同じように「Dm7」から「G7」にかけてクリシェラインを作りました。

そして「G7」では【♭9th】を含むフレーズを弾いています。

 

さいごに

というわけで今回はRed Garlandの名演の中から「 Ⅱ-Ⅴ 」フレーズを紹介しました。

ガーランドらしい転がるようなとても洒落たフレーズです。

難しい音は使われていないのでとても応用しやすいと思います。

ぜひ一度弾いてみてください。

 

今回の解説動画はこちら↓

 

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鍵盤楽器がとにかくたくさん入った素晴らしい音源です!!

ブログやYouTubeで使っているRhodesの音は全てこのKeyscapeを使用しています。

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