わちゃぴの音楽教室

初心者向けの作曲方法を紹介しています♪

3分講座:「C△7(9)」や「C7(9)」とはちょっと違う!【add9コード】YouTube連動

今回は「add9」コードについて解説しましょう。

「add」とは「加える」という意味なので、「add9」とは文字通り【9th】を加えたコードということです。

 

【9th】とは、そのコードの【Root】からメジャースケールを作ったときの9番めの音です。

 

そしてこのようにトライアドに【9th】だけを加えたものが「add9コード」です。

この場合は「C」に【9th】を加えているので「Cadd9」というコードネームになります。

 

マイナーコードでも同じです。

「Cm」のトライアドに【9th】だけを加えたものが「Cm(add9)」です。

カッコはつけてもつけなくてもいいのですが、メジャートライアドと違ってマイナートライアドには小文字の「m」がつきます。

そうすると同じ小文字の「add」と並ぶと見にくいということで、カッコをつけることがよくあります。

 

このように4声の「7thコード」に【9th】を加える場合は、「add9」とは表記せず「9」だけで大丈夫です。

 

しかしトライアドのコードネームに「add」を付けないで「9」とだけ表記すると、このようなコードになってしまうので注意しましょう。

 

ちなみにこれまでの説明では【9th】をトップに持ってきていましたが、このように内声に入れてもかっこいいサウンドになります。

 

【9th】をトップにもってくるとかなりオープンボイシングになってしまうので、鍵盤で弾く場合はこのように内声に入れるボイシングのほうが多いでしょう。

 

では、4声の「7thコード」に【9th】を入れたものと「add9thコード」を聴き比べてみましょう。

 

 

微妙な違いがあるのがわかると思います。

どちらでも好きなほうを使えばよいでしょう。

 

もちろんこのように混ぜて使ってもかまいません。

 

というわけで、

 「add9」コードを使う理由は・・・ 

【9th】を加えてテンション感を出したいが、【7th】は入れたくないから

ということになります。

 

今回は「add9」というコードを解説しました。

「△9」や「m9」といったコードとの違いを覚えておきましょう。

 

今回の解説動画はこちら↓

 

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