3分講座
ローインターバルリミット(Low Interval Limits)について簡単に解説しましょう。 ローインターバルリミットとは「2つの音を同時に鳴らすとき、濁って聞こえない低い音域の限界」のことです。 例えばこの「ド」と「ミ」という長3度の音程を持つ2つの音を鳴ら…
ナポリタンマイナースケールに続いて今回はナポリタンメジャースケールについて解説しましょう。 ナポリタンマイナーよりさらに不思議なスケールです。 ※ナポリタンマイナースケールについてはこちらの記事を参考にしてください。 これもナポリタンとつい…
ナポリタンマイナースケールについて解説しましょう。 ナポリタンとついてることからわかるように、主にナポリあたりで使われていた音階と言われています。 クラシック音楽に使われるような音階ですが、今回はジャズやポップスの理論で解説していきましょう…
トニックディミニッシュとは、トニックを使うべきところで、そのトニックと同じルートをもつディミニッシュコードを使うというテクニックです。 これは『Misty』の冒頭部分です。 「Key=E♭」ですから最初のコードである「E♭△7」はトニックです。 ここにトニ…
今回は「sus2」コードを解説しましょう。 あまり耳にしないかもしれませんが、とてもシンプルなコードです。 度数というのはメジャースケールが元になっています。 「C」というコードでいうと、「2」の音は「Cメジャースケール」の2番めの音ということですか…
今回は「add9」コードについて解説しましょう。 「add」とは「加える」という意味なので、「add9」とは文字通り【9th】を加えたコードということです。 【9th】とは、そのコードの【Root】からメジャースケールを作ったときの9番めの音です。 そしてこのよう…
コード進行の1つに循環進行、または循環コードなどと呼ばれるものがあります。 Jazzなどで循環コードというと、このようにいわゆる【 Ⅰ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ 】を指すことがほとんどです。 「トニック-サブドミナント-ドミナント」という進行になっていて、何度も循環して…
「Related Ⅱ m7」というものについて簡単に解説しましょう。 ※ relatedとは「関係のある」とか「関連した」というような意味です。 「Related Ⅱ m7」とは、簡単に言ってしまえばセカンダリードミナントを【Ⅴ】としたとき、その前に置かれる【Ⅱ】のことです。…
ジャズやブルースのエンディングでよく聴く「あのフレーズ」を解説しましょう。 一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。 このようにブルースにもよく合います。 これはカウントベイシーがよく使ったことから「ベイシーエンディング」と呼ばれています…
今回はブルースの最後によく使われる「あのコード」について紹介したいと思います。 この最後の延ばしているコードです。 誰でも一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。 いかにもブルースのエンディングといった感じの響きがしますね。 ※1小節めから2…
今回は「ピカルディの三度」というものを解説してみたいと思います。 まずは聴いてみてください。 このように、マイナーキーの最後がトニックマイナーではなく同主調であるメジャーキーのトニックで終わることを「ピカルディの三度」または「ピカルディ終止…
今回はおしゃれなPopsなどでよく使われる【Ⅱm7/Ⅴ】について解説してみようと思います。 「Key=C」だとこのように「Dm7/G」ということになります。 このコードはトニックに解決するときに使われます。 ようするにドミナントである「G7」の代理として使われる…
「ハーモニックマイナーパーフェクト5thビロウスケール」について簡単に説明しましょう。 「HmP5↓」「HMP5↓」「hmp5↓」などと表記されることもあります。 はじめに スケールの分析 実際の使用例 さいごに はじめに 「パーフェクト5thビロウ」というのは「完…
今回は「パッシングディミニッシュ」について紹介したいと思います。 「パッシングディミニッシュ」とは、経過和音としてディミニッシュコードを使う方法です。 例えばこのようなコード進行に使ってみましょう。 【C△7-Dm7-Em7】とルートが全音で上行してい…
今回は「ジャズマイナースケール」というものを紹介しましょう。 マイナースケールには3種類あります。 「Key=Am」で見てみましょう。 違いは「ファ」と「ソ」に「#」がつくかつかないかです。 「ハーモニックマイナー」は「ソ」にだけ「#」がつきます。 「…
まずはこの譜面をみてください。 「A△7」を転回させたものです。 上の4つは構成音が全て「1オクターブ内におさまったボイシング」になっています。 このように全ての音が1オクターブ内におさまるボイシングを「クローズボイシング」といいます。 ピアノなど…
まずはこの譜面をみてください。 「E♭△7」を転回させたものです。 上の4つは全て「1オクターブ内におさまったボイシング」になっています。 このように全ての音が1オクターブ内におさまるボイシングを「クローズボイシング」といいます。 ピアノなどで片手で…
まずこの譜面を見てください。 「C△7」を転回させたものです。 上の4つは全て「1オクターブ内におさまったボイシング」になっています。 このように全ての音を1オクターブ内におさめるボイシングを「クローズボイシング」といいます。 ピアノなどで片手でコ…
今回は「ディミニッシュスケール」を紹介したいと思います。 「ディミニッシュスケール」とは文字通りディミニッシュコードのときに使うスケールです。 ディミニッシュコードについてはこちら↓ 「コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール」と名前は似…
今回は「音程(Interval)」を紹介します。 決して面白いものではありませんが、覚えておくとなにかと役立つと思います。 「音程」とは二つの音の間隔のことです。 日本では【短3度】とか【長7度】といったように「度数」で表されます。 英語だと長は「Major…
理論を学ぶときに必ず出てきて避けては通れない【Ⅱ-Ⅴ】(ツーファイブ)というものを説明します。 まずはこれを見て下さい。 「キーがC」における3声と4声の「ダイアトニックコード」です。 これの2番目の「Dm」または「Dm7」を「Ⅱ」、5番目の「G」または「G…
今回はコード進行の基本となるトニック、サブドミナント、ドミナントについて改めて紹介したいと思います。 まず「キーがC」における「ダイアトニックコード」を見てみましょう。 この中の「Ⅰ」が「トニック」、「Ⅳ」が「サブドミナント」、「Ⅴ」が「ドミナ…
今回は「サブドミナントマイナー」を紹介したいと思います。 文字通り、サブドミナントをマイナーコードにしたものなのですが、まずはこれを見てください。 キーが「C」における3声のダイアトニックコードです。 この「Ⅰ」がトニック、「Ⅳ」がサブドミナント…
あるコードの代わりに使えるコード、いわゆる「代理コード」というものがいくつかあります。 その中のひとつ、 ドミナントセブンスコードの代理として使われる「裏コード」というものを紹介したいと思います。 なぜ「裏コード」と呼ばれているのでしょう・・・ …
今回は「セカンダリードミナントコード」を紹介します。 セカンダリードミナントを理解するためには、必ず「ドミナントモーション」を覚えておく必要があります。 ドミナントモーションの記事はこちら・・・ まずはキーCのダイアトニックコードを見てみましょう…
今回は「ドミナントモーション」というものを紹介します。 ドミナントモーションというのは、ドミナントコードがトニックコードに解決する動きのことです。 まずこれを見てください。 キーがCにおける4声のダイアトニックコードです。 この中の「Ⅴ」の「G7」…