マイナーキーのコード進行を覚えるとノスタルジックな雰囲気の曲や大人っぽい曲も作れます。
今回はそのなかでもピアノで弾きやすく簡単なものを選んでみました。
黒鍵を1つ使いますが、基本的に白鍵だけです。
ぜひ覚えて作曲に使ってみましょう!
メジャーキーのおすすめコード進行はこちら↓
今回新たに使用するコードはこれ【E】
前回までで紹介したコード進行はCメジャーキーでした。
今回はAマイナーキーのコード進行を紹介します。
キーとは、説明すると長くなりますが、簡単には
メジャーキー(長調)
マイナーキー(短調)
ということ。
Aマイナーキーとはイ短調のこと。
Aマイナーキーの中ではEというコードは必須のため、今回新たに覚えましょう!
これはCメジャーキーでは出てこなかったコードですね。
このコードは「ミ・ソ#・シ」という構成音になっています。
EmとEってなにが違うの?
譜面を見てもらえばわかるようにメジャーコードの真ん中の音(3度の音)が下がったものをマイナーコードといいます。
「ミ・ソ#・シ」がE、その中のソ#を半音下げて「ミ・ソ・シ」にしたものがEmです。
AとAm、DとDm、CとCmも同じ関係になっているのがわかると思います。
おすすめのマイナーコード進行4選
では、おすすめのマイナーコード進行4選を見ていきましょう。
実際にピアノで弾いて音を確かめてみてくださいね。
①【Am-Dm-Em-Am】
②【Am-Dm-E-Am】
①は「EmからAmに進行する」
②は「EからAmに進行する」
という違いがあります。
①より②のほうが終止感が強くマイナー感も強調される気がしませんか?
もちろんどちらがいいという訳ではなく、曲に合わせて使い分けるのがよいでしょう。
EmにするかEにするかによってメロディーの作り方も変わってきます。
Emのときのメロディーは前回までと同様に白鍵だけで作ればよいですが、Eのときのメロディーはソをシャープにする必要があります。
コードとメロディーは密接な関係があるのです。
(②の使用楽曲:井上陽水「リバーサイドホテル」など)
③【Dm-E-Am-Am】
ジャズなどによく使われているコード進行です。
(使用楽曲:EGO-WRAPPIN'「色彩のブルース」など)
④【Am-G-F-E】
ルートが1音ずつ下がっていくコード進行。
フォークにもロックにもよく使われます。
(使用楽曲:井上陽水「傘がない」・Runaway「悲しき街角」など)
まとめ:マイナーコード進行の作曲例はこちら
作曲④【ピアノで簡単作曲】おすすめマイナーコード進行4選【黒鍵1つのみ】サンプル曲&楽譜あり
こちらの動画では今回紹介した4つのコード進行を解説しています。
また作曲例を楽譜付きで紹介しているため、コード進行だけではイメージが湧かないという人におすすめです!
ぜひチェックしてみてくださいね。
メロディ作りのポイントとしては、Eのときは基本的にソは#にします。
それ以外は白鍵だけでOKです。