「ピアノで作曲したいけど難しいのはちょっと・・・」
「おしゃれに聴こえて作曲に使えるコード進行が知りたい!」
という人に向けておすすめのコード進行6選を紹介します。
細かいコード理論などは抜きで、実用的な要素だけをお伝えします。
メロディ作曲の流れや作り方について理解したい人はこちら↓
- 【ちょっと理解しよう】白鍵だけの簡単コードはこれ
- ①【C-Am-Dm-G】
- ②【Am-Dm-G-C】
- ③【F-G-Em-Am】
- ④【C-Em-F-G】
- ⑤【F-Em-Dm-C】
- ⑥【C-G-Am-Em-F-C-F-G】
- YouTubeで【作曲例(楽譜付き)】を紹介しています
この記事を読むメリット
- 白鍵だけで弾ける簡単でおしゃれなコード進行がわかる
- コード進行に合わせた作曲例が聴ける(楽譜・動画あり)
【ちょっと理解しよう】白鍵だけの簡単コードはこれ
細かいコード理論は抜きと言いましたが、
一応コードだけはちょっとだけ理解したほうがいいかもしれません。
(もうわかっている、という人は飛ばしてOK!)
理解したい項目はこちら
・白鍵だけの簡単コード7つ
・コードネーム
今回は白鍵だけで弾けるコード進行、メロディ作曲を紹介しますので、
まずは白鍵だけのコードを見てみましょう。
それがこちら↓
和音(コード)が並んでいますね。
弾いていくとわかりますが、3つの音を同じ形のまま白鍵を1つずつずらしただけのコードです。
ローマ字は和音を示したコードネーム。コード進行もコードネームで記します。
最初はわかりづらいかもしれませんが、いちいち「ドミソ→ファラド→ソシレ」と言わなくても「C-F-G」と言えば通じる(or書ける)ので覚えておくと便利です。ぜひ覚えましょう!
白鍵だけでメロディをつければOK!
今回紹介するコード進行は白鍵のみです。
またメロディも白鍵だけで作って問題ありません。
たまに違和感のある音(Cのときのファなど)もあるかもしれませんが、その音は使わないか長く伸ばさないようにすれば使ってもOKです!
①【C-Am-Dm-G】
「1625(イチロクニーゴー)」と呼ばれる定番コード進行。オールディーズやGS、ジャズなどにも使われます。
「Stand by Me」など多数の曲に使用されている【C-Am-F-G】の「F」が「Dm」になっていますね。
「Dm」は「F」の代理コードと呼ばれ、どちらもファとラが含まれているため同じような響きになります。そのため代わりに使っても違和感がないのが特徴。
明るい曲が作れそうなコード進行ですね。
(使用楽曲:Queen「ボヘミアンラプソディー」・ザ・ワイルドワンズ「思い出の渚」など)
②【Am-Dm-G-C】
循環進行と言われている進行の中の1つ。ルートがA-D-G-Cと5度ずつ下がっており、安定感のある動きと言われています。(「ルート音」や「度」については別記事で詳しく解説!)
切なさや高揚感が感じられますね。
(使用楽曲:斉藤和義「やさしくなりたい」・乃木坂46「インフルエンサー」など)
③【F-G-Em-Am】
「王道進行」とも呼ばれるJ-POPで多用されているコード進行。使い古された感じもありますが、安定感がありさまざまなメロディが乗せられます。
少し切ない感じもあり、明るすぎないのも特徴ですね。
(使用楽曲:スピッツ「ロビンソン」・AKB48「恋するフォーチュンクッキー」・平井堅「瞳を閉じて」・サザンオールスターズ「いとしのエリー」・ケツメイシ「さくら」・シャ乱Q「ズルい女」など)
④【C-Em-F-G】
明るく元気な雰囲気のコード進行。サーフミュージックなどにもマッチしますし、またのんびりとした雰囲気もありますね。
マイナーのキーにいく前やイントロなどに使うといいかもしれません。
(使用楽曲:はっぴいえんど「風をあつめて」など)
⑤【F-Em-Dm-C】
ルートが1音ずつ下がっていくコード進行。J-popのほか海外ポップスでも使われています。穏やかな雰囲気を出したいときにいいですね。
(使用楽曲:Minnie Riperton「Lovin' You」など)
⑥【C-G-Am-Em-F-C-F-G】
バッヘルベルの「カノン」に使われているコード進行です。分数コードというものを使いルートが順番に下がっていくように使う場合が多いですがここでは省きます。少し長めですが覚えやすく物語りのように広がりが感じられますね。
(使用楽曲:赤い鳥「翼をください」・ZARD「負けないで」・KAN「愛は勝つ」・光GENJI「勇気100%」など)
YouTubeで【作曲例(楽譜付き)】を紹介しています
作曲③【白鍵だけで弾ける】おすすめコード進行6選【ピアノで簡単作曲】サンプル曲&楽譜あり
今回紹介した全てのコード進行に合わせて作った【作曲例を楽譜付きで紹介】しています。
今回紹介した内容も合わせて解説しているので、より理解が深まると思います。
ぜひ参考にしてさまざまな作曲にチャレンジしてみてください。